ギリシャ神話の神々、妖精、妖怪、英雄の名鑑
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ナウシカア(魅惑の王女)
日本でも「風の谷のナウシカ」に名前がとられているように、魅惑の乙女として知られる。ホメロスの『オデュッセイア』の登場人物で、オデュッセウスの帰還の最後にたどり着く島の王女。オデュッセウスを助けて歓待する(「オデュッセウスの物語」の章を参照)。

ナルキッソス(自己愛の美少年)
ナルシシズムに名前が残るように、泉に映った自分の美貌に魅入られ、それが我が顔と知らずに恋し、ついに焦がれ死んで一つの「花(ナルキッソス・水仙)」となったという。彼は多くの乙女たちから恋されたがそれを受け入れることなく、妖精エコもその一人で彼女はついにその身が消えて声だけになってしまったという有名な話もある。「エコー・こだま」のゆえんの話である。

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ニオベ(石となった女性)
知られた人物に二人いるが、一般には「ニオベの娘」という彫刻などで有名となっている「ニオベ」が知られる。彼女は、自分の子だくさんを自慢し、女神レトといえどもアポロンとアルテミスの二人しかいないと言ったためにレトの呪いを受けて、その子供たちがアポロンとアルテミスに射殺され、悲しみのあまり「石」に化したというもの。

ニオベ(ゼウスの愛人)
二人目のニオベだが、彼女はゼウスが人間の女と交わった最初の女と伝えられ、その子どもに「アルゴス」と「ペラスゴス」とを得た。「アルゴス」はペロポネソス半島の支配者となりその地を「アルゴス」と命名したとされ、「ペラスゴス」はそのペロポネソス半島のうちの「アルカディア地方」の王となった。

ニケ(勝利の女神)
勝利の女神として、英語では「ナイキ」と呼ばれてスポーツメーカーの名前になっている。原初の女神ステュクスの子であったが、母子共々オリュンポス神族に加わり、ニケは「女神アテネ(都市の守護神」に随伴する女神となった。ただしゼウスに随伴することもあって、オリュンピアのゼウス像はこのニケを手にしていた。彼女は翼を持った若い女性の姿で描かれ、「サモトラケのニケ像」「オリンピアのバイオニオスのニケ」など多くの彫刻に描かれている。

ニュクス(原初の神、夜の女神)
叙事詩人ホメロスを始めとして、古代ギリシャでは「夜のニュクス」はゼウスすら恐れ尊んでいる偉大な神とされ、その扱いはどの伝承でも変わらないが、特に神殿や祭儀があったわけではない。神々の系譜を物語っている作家ヘシオドスでは、ニュクスは宇宙開闢の神の一人「混沌のカオス」の娘とされ、天空や運命・死・夢・争い・不和などの擬人神を生んでいる。

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ネオプトレモス(トロイの英雄アキレウスの息子)
トロイ戦争の末期に、その参加がトロイの攻略に必要ということで、戦死した父アキレウスに代わって参戦して活躍する。戦後、トロイの総大将ヘクトルの妻アンドロマケを妾として連行する。ソポクレスの悲劇『ピロクテテス』などでの主要登場人物(「トロイの落城の物語」の章参照)。

ネストル(トロイ攻めの英雄)
ピュロスの城主で、トロイ戦争の時にはすでに老人となっていたが息子共々参戦し、ホメロスの『イリアス』では、その豊かな経験などでアドバイスをする役割を担っている。『オデュッセイア』の方では父のオデュッセウスを探して歩く息子テレマコスが訪ねて来たとき彼を歓待してやる。

ネッソス(ヘラクレイ伝説での悪役)
デイアネイラの項を参照。

ネメアの獅子(ヘラクレス物語に登場するの不死身の獅子)
ヘラクレスの12の難行の最初のものとなるが、「ネメアに巣くう不死身の獅子」を退治することから数々の冒険が始まる。この獅子は怪物「テュポン」の子供とされる。ヘラクレスは、弓矢などでは歯が立たないので、首を締めて失神させ、その皮をはいでしまったと言われる。退治したこの獅子の皮を終生身につけ、棍棒をもっているのがヘラクレスの姿となる(「ヘラクレス伝説」の章参照)。

ネメシス(憤怒の女神)
人間の神々に対す不敬や人間の傲慢に対しての「神々の怒りと罰」を人格化した女神。アテネ近くのラムヌスに、この「ネメシスの神殿」があり、それに隣接して「掟の女神テミス」の神殿が並んでいて、その信仰形態がうかがえる。

ネレウス(原初の海の神)
宇宙開闢の女神「ガイア」が「海原のポントス」と生んだ子とされ、ホメロスでは「海の老人」と呼ばれ、穏和で賢く船乗りの保護者とされた。ヘラクレス伝説では、秘境にあるヘスペリスのリンゴのありかを教えたのも彼である。彼には50人の娘がおり、通常「ネレイス」と呼ばれて海を舞台にする物語に登場する。

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